第2話 診察室に入って5分後“告げられた2つの病名”

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健康
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こんにちは!

お尻に腫れものができて痛いから病院に行きたいけど、
どんな治療をするのか知りたいですよね?

本記事では、病院に行くところから医師に病名を告げられるまでを、
出来る限り詳細に書いてみました。

ぜひ、最後まで読んでみてくださいね!

痔ろうラモ
痔ろうラモ

前回の記事を読むと流れがわかりやすいですよ!

前回までのあらすじ

京都旅行から帰ってきた翌日、排便後に肛門から出血し痛みが走った。
肛門の痛みは治まることがなく、ついには腫れものができてしまった。
継続する肛門の痛みに耐えかねた僕は、地元の肛門科に行くことを決意したのだった。

いざ!肛門科クリニックへ!

検索して予約した肛門科は比較的新しいクリニックで、自宅から徒歩10分ほどの場所にある。
問診までをWEBで事前に済ませることで待ち時間を短縮しているのが売りらしく、
初診の際に必要な保険証なども事前にWEBで手続するシステムだ。

奥さんに見送られ、僕は地元の肛門科へと向うべく少し早めに家を出た。
歩くときにお尻が擦れるので、無意識に歩幅は小さくなる。

早めに家を出ておいて良かった。
予約した時間とほぼピッタリでクリニックに到着して、受付で手続を済ました。

受付
受付

お座りになってお待ちください。

痔ろうラモ
痔ろうラモ

ゴメン、痛くて座れないヨ。

ヒリヒリと痛む肛門様を刺激しないように立って待っていると、
3分もしない間に診察室に呼ばれた。

診察ベッドの僕は無力だ

診察室に入ると、若い看護師さんがひとりだけいた。
どうやら診察してくれる先生は、他の診察室で別の患者さんを診ているようだ。
診察台の周囲はカーテンで囲まれるようになっており、
診察室と関係者エリアとの間もカーテンで仕切られるようになっている。

看護師
看護師

ズボンと下着を脱いだら診察ベッドの上に横になってください。

看護師さんはそう告げて、診察室と関係者エリアを仕切っているカーテンをシャッと閉めた。

ズボンとパンツを脱ぎ、下半身丸出しの状態になった50才のオジサンは、
診察ベッドにそそくさと横になり、置いてあったタオルを丸出しの下半身にかけた。

肛門科で診察をしてもらうときは、膝を抱え込むようにして横になる。
例えていうならば、体育すわりの状態でゴロンと横になるイメージだ。

横になったタイミングで準備できたことを告げると、看護師さんが入ってきた。

看護師
看護師

では、ちょっと失礼しますねー

痔ろうラモ
痔ろうラモ

え?え?先生が診るんじゃないの?

手慣れた様子で、看護師さんは躊躇することなく僕のお尻にかけたタオルをめくった。

50歳のオジサンが、若い看護師さんに肛門を見られるという羞恥プレイが始まりました。
いや看護師さん側からしたら、仕事とはいえ、
50歳のオジサンの肛門を見なければいけないという罰ゲーム的な感じか。

看護師さんが僕の肛門を確認して

看護師
看護師

先生が来るまで少々お待ちください。

そう告げて看護師さんは、診察室と関係者エリアを仕切っているカーテンをシャッと開けて、
その場を離れていった。

運命の病名告知

それから先生が来るまでの時間。

長く感じたなあ。

僕は壁に向かって横になっているので、壁に貼られている痔の解説ポスターを、
ただただ漠然と眺めるしかなかった。

5分くらい経過しただろうか。

医師
医師

お待たせしましたー

先生が診察室に入ってきた。
だけど僕は壁に向かっているので、先生の顔は見えない。
僕の視界には痔の解説ポスターしか見えない。

医師
医師

ではお尻を診させてもらいますねー

先生は腰に掛けたタオルを手繰り、僕のお尻の診察が始まった。

医師
医師

指を入れるよー。力抜いてラクにしてねー。

痔ろうラモ
痔ろうラモ

あいたたたたたたたたっ!

看護師
看護師

大きく息を吸ってはいてくださいねー!

言われた通り、できる限り息を大きく吸ってはいてを繰り返す。
でも痛いもんは痛いので、無意識にお尻が力んでしまう。

しばらく(といっても15秒くらいだろうか?)グリグリされて、
ようやく先生の指がお尻から抜けて、触診は終了した。

医師
医師

あああ、これは痛いねー。よくガマンしたねー。

痔ろうラモ
痔ろうラモ

ま、マジっすか・・・

そんなに酷かったんすか?

どうやら僕のお尻の腫れものは、相当ヒドかったみたい。
先生は続けて僕に告げた。

医師
医師

腫れてるのはね、
肛門周囲膿瘍といって膿が溜まってるの!
でね、これはあな痔!
要するに痔ろうね!

僕のお尻の異常事態に病名が告げられた瞬間でした。

僕もとうとう痔主になってしまったか。

数年前、痔になった同僚に対して

痔ろうラモ
痔ろうラモ

おまえ痔になったのかー

なんて笑ったりしてゴメン。
笑い事じゃない痛みだわ。

でもこの痛みはまだ序章であることを、この時の僕はまだ知らなかった。
本番はこれからだったのだ。

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