こんにちは!
この記事では、実際に自己破産をした僕が
自己破産前のイメージと自己破産後の現状についてお伝えしようと思います。
自己破産後は、どんな日々をすごしているか気になりませんか?
僕はめちゃくちゃ気になって、仕事以外の時間は常にネットで検索して調べていました。
- 会社にバレて評価や給与に影響がでるんじゃない?
- クレジットカードとかはどうなるの?
- 肩身のせまい生活になってるのでは?
ネガティブなイメージを想像しがちですよね?
僕も、自己破産に対するイメージがネガティブすぎて不安でした。
不安でいるのがイヤだから、ヒマさえあればネットで検索していたんですよね。
「自己破産後 ブログ」などのキーワードで検索すると、
業者以外の実際に自己破産した人の体験談とかがたくさん出てきます。
片っぱしから読んでみると、ほとんどの人が普通の生活をしています。
「ホントかな?」
いまいち信用ができませんでした。
でも実際に自己破産した今だから言えます。
本当でした。
この記事を読んでいるあなたも、不安のない週末を過ごすことができますよ!
2022年2月現在の僕は
- 仕事は独立してフリーランスとして活動
- 婚活アプリで知り合ったステキな人と結婚
- 投資信託と米国株で資産運用
という状態です。
これだけ見ると自己破産してたとは思えないですよね?
どうやって今の状態を手に入れたのか?
それは自己破産したことで、生活の価値観を変えたから。
いったい何が変わったのか?
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
自己破産当時の僕
僕が自己破産宣告を受けたのは2015年。
当時の僕は、収入よりも支出の方が多い状態でした。
クレジットカードのキャッシングを3社から借り入れて、どうにか生活費を工面していました。
いわゆる自転車操業ですね。
毎月の返済額に怯える日々でした。
なぜ借金生活に陥ってしまったのか?
それは僕の金銭感覚がどんぶり勘定だったからです。
お金に関して無頓着かつ無計画。欲しいものは手に入れないと気が済まない。
理想を追い求めて、収入に見合わない生活を続けていました。
ちなみに自己破産前の状況はこんな感じです。
・バツイチ
・養育費と慰謝料あわせて約430万円を毎月3万円で支払
・クレジットカードのキャッシングが3社合計で約400万円
・自転車操業の借り入れを繰り返し、毎月の返済額は約7万円
・給料手取り17万円
・ストレスだらけでため息ばかりついていた
改めて当時を思い出しながら書いてみました。
こんなヒリヒリした生活を続けていたら、そりゃあ将来が不安になりますよね。
自己破産手続きをした日の僕
弁護士事務所に自己破産手続きの契約をした日から、借金返済はしなくて済むようになります。
もう借金返済のことで悩まなくて済む!
月末にATM巡りをしなくて済む!
すごくホッとしたことを覚えています。
その日の夜は、久しぶりによく眠れました。
僕の中で占めていた大きなストレスから解放された瞬間です。
ただしその日から、手持ちの現金のみで生活することを余儀なくされます。
司法書士さんの目の前で、所有しているクレジットカードすべてにハサミを入れるからです。
手持ちのクレジットカードは、すべて利用できなくなります。
買い物やキャッシングで借り入れをせずに生活しなければなりません。
自己破産申請を依頼したこの日から、僕はお金の使い方について真剣に考えるようになりました。
なぜ手元にお金が残らないのか?
今までの生活をしていたら、また借金生活に戻ってしまう。
返済に追われる日々は、もうこりごりです。
変化した価値観
貯金ができている人から見れば「何をいまさら」と思うかもしれませんが、
借金が減らない、もしくは貯金ができない人は、金銭感覚がバグってるんです。
僕の場合は、期間限定とか数量限定など、プレミアム感を出されると衝動買いしていることに気が付きました。
「いま買わなきゃ!」という意識が作られて、買うか検討するというプロセスをすっ飛ばしてしまうんです。
で、買うときは「支払いは何とかなる」って勝手に思い込んでしまうんです。
そして、見栄を張って自己満足するためにお金を使っていることにも気づきました。
SNSとかで自己アピールして、みんなに「いいね」を貰いたい。
そのために、お金がないのに高い買い物をしたりしていました。
いわゆる「承認欲求」ですね。
自分が無駄遣いするパターンに気づいたので、
本当に必要なもの以外には、お金を使わないようにしました。
結果、無駄遣いが減って、少しずつ貯金ができるようになりました。
最初の2年間は、お金を使わないことに対してストレスはあったけれど、
少しずつ増えていく預金通帳の残高を見ることで頑張れました。
そして次第に無駄遣いをしない生活が習慣化されて、ストレスは感じなくなりました。
順調に貯金ができるようになったので、資産運用として投資信託も始めるようにもなりました。
次は収入を増やすにはどうするべきか?を真剣に考えました。
- 収入を増やすためにはスキルを身につけるしかない。
- 他の人が羨むくらいのスキルを身につければ、社内で評価が上がる。
- 評価が上がれば、昇進や昇給のきっかけになる。
- それにスキルを身につければ転職に有利じゃないか!
なので社内で必要とされていることの中から一つに特化して、集中してスキルを伸ばすことを目指しました。
僕が選んだのは「Excel」でした。
Excelのスキルを伸ばしたことで、Excel作業を自動化させることができました。
パターン化された作業を自動化にしたことで、社内でも「あいつは仕事が早い」と評判を得ることができました。
結果、新規プロジェクトにアサインされるようになり年収もアップしました。
僕が破産したことは誰も知らない
自己破産した当時、僕はIT系の中小企業に勤務していました。
2021年2月に退職した後の現時点でも、会社関係者は僕が自己破産したことを誰も知りません。
自発的に自己破産した事実を喋らなければ、誰も僕が自己破産したことはわからないのです。
もちろん、調べれば自己破産したことはわかります。
でも、少なくとも僕が勤務していた会社では特に調査はされませんでしたし、
報告する必要性がなかったので、自己破産した事実は誰にも話しませんでした。
会社では自己破産がネックになったことはまったく無かったです。
むしろ借金をしまくっていたら、借入先から勤務先に電話が頻繁に掛かってくる可能性があったかもしれません。
自己破産後に付き合い始めた現在の妻さんには、お付き合いするにあたり自己破産したことを報告してます。
それでも僕のことを信用してくれて、結婚してくれた妻さんには感謝しかありません。
妻さんに自己破産のことを話したのは、結婚を視野に入れていたから。
いま住んでいる賃貸の部屋は、オリコから毎月請求があります。
僕が自己破産したクレジットカード会社のひとつがオリコでした。
なので、賃貸契約の名義は妻さんにしてもらいました。
僕が自己破産した事実を話していなければ、契約時に不審がられてたかと思います。
今では貯金もできるようになり、お金の使い方も正常になりました。
振り返ると、もっと早く自己破産しておけば良かったなとも思います。
クレジットカードが使えなくなったのも、僕にとってはメリットでしかありません。
今はネット通販ではデビットカードを使ってます。
デビットカードであればリアルタイムで口座の残高が減るので、使いすぎなくて済むんですよね。
その一歩があなたを解放させる
いまこの記事を読んでいる人の多くは、毎月のローン返済で生きた心地がしていないかも知れません。
そして自己破産した後は、制限された生活になってしまうんじゃないか?とか、
豊かな生活ができないまま、一生を過ごすことになるんではないか?
なんて思っているかもしれません。
大丈夫です、安心してください!
自己破産した僕は、個人事業主として独立して、貯蓄もできています!
そして不安のない気持ちが安らぐ週末を過ごすことができています。
もう一人で悩むのはやめましょう。
ちょっとでも借金返済がつらいと感じたら、今すぐに弁護士さんに相談してください!
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